2014/10/31 18:00更新
8月の新設住宅着工、7ヵ月連続減の約7万5,000戸/国交省調査

 国土交通省は31日、2014年9月の建築着工統計を発表した。


 同月の新設住宅着工数は7万5,882戸(前年同月比14.3%減)で、7ヵ月連続の減少。新設住宅着工床面積は638万9,000平方メートル(同18.6%減)と8ヵ月連続で減少した。季節調整済年率換算値は、88万戸。着工の大幅減は、消費税増税の駆け込み需要の反動減が主因。マンションは、それに加え、用地確保が難航していること等複合的要因が影響を与えている。


 利用関係別では、持家が2万4,617戸(同23.4%減)と8ヵ月連続の減少。分譲住宅は2万296戸(同15.3%減)で8ヵ月連続の減少。うちマンションは9,949戸(同20.4%減)で8ヵ月連続で減少し、一戸建住宅は1万247戸(同10.1%減)で5ヵ月連続の減少となった。


 貸家は、3万82戸(同5.7%減)となり、3ヵ月連続で減少した。




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