2014/10/31 18:00更新
米大手不動産ファンド運用会社を買収/三菱地所

 三菱地所(株)は30日、米国子会社のロックフェラーグループインターナショナル社を通じ、不動産ファンドの運用業務を手掛ける「TA Reality LLC」の出資持分を取得、子会社化したと発表した。


 同社は、全米35都市で多様な不動産を投資対象とした不動産ファンドのマネジメントを展開している。これまで10本の基幹ファンドを組成・運用しており、現在の運用総額は約1.3兆円に達している。


 三菱地所グループは、投資マネジメント事業を重要事業と位置付け、2020年時点におけるグローバル規模での運用資産5兆円を目指している。今回の買収により、運用資産総額は3.3兆円に達し、その約半分が海外の資産となる。




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