2014/11/21 18:00更新
住宅購入の資金贈与。平均贈与額は564万円/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は21日、住宅購入時の「親の資金贈与」実態調査の結果を発表した。10月31日〜11月4日、インターネットで実施。購入資金を贈与した親300人、贈与しなかった親300人から回答を得た。


 贈与した親の平均贈与額は564万円。贈与額の分布をみると、「500万円以上600万円未満」という回答が最も多く、22.9%を占めた。次いで「100万円以上200万円未満」19.8%、「1,000万円以上1,500万円未満」13.0%。親子の居住地が同じだった場合の平均贈与額は642万円、居住地が別になった場合は439万円と、200万円以上の差が付いた。


 贈与した理由では、「より良い生活を送ってほしい」が41.7%でトップ。以下「贈与税の非課税制度があるから」34.0%、「子供に楽をさせたい」29.3%、「親の義務だと思っている」29.3%となった。


 一方、贈与「しなかった」親に理由を聞いたところ、「お互いに独立していたいから」が43.0%でトップ。「自分の資金に余裕がない」39.0%、「子供が自分を必要としていなかった」32.0%と続いた。




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