2014/11/25 18:00更新
建築技術普及へ向け、メディア向けに研究成果報告/建築研究所
「研究の成果とはこうした小さな成果の積み重ねの上にあるもの」と話す理事長の坂本氏
「研究の成果とはこうした小さな成果の積み重ねの上にあるもの」と話す理事長の坂本氏
「研究の成果とはこうした小さな成果の積み重ねの上にあるもの」と話す理事長の坂本氏

「研究の成果とはこうした小さな成果の積み重ねの上にあるもの」と話す理事長の坂本氏


 (独)建築研究所は21日、国土交通省で専門誌記者との懇談会を開催し、これまでの取り組みについて、成果報告を行なった。毎年2回実施しているもので、今回で12回目。


 研究報告では、「長周期・長時間地震動の予測のためのデジタルデータの公開について」「建物の強震観測データの公開について」など6つの取り組みについて担当研究員が発表。

 長周期・長時間地震動の予測のためのデジタルデータについては、建物の柱・梁等への影響や入力地震動に関する研究開発について、研究内容と成果を説明。今後の展開として、内閣府が検討中の南海トラフ巨大地震、首都直下地震の長周期地震動シミュレーション結果と比較して、予測された長周期地震動の妥当性を確認するという。


 懇談会の冒頭、理事長の坂本雄三氏は「今回の発表は、研究テーマとしては比較的小さな話題だが、研究の成果とはこうした小さな成果の積み重ねの上にあるもの。今後もさまざまなテーマに取り組んでいく」などと述べた。




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