2014/12/17 18:00更新
近所の人に醤油を「借りられる」マンション生活者は62%/三井不動産レジデンシャル他

 三井不動産レジデンシャル(株)と三井不動産レジデンシャルサービス(株)は16日、「2020年マンションコミュニティ未来予測」と題したアンケート調査結果を発表した。


 11月26日に開催したシンポジウム参加者を対象に、未来のマンションコミュニティについて調査したもの。回答者は19歳から63歳までの男性119名、女性35名の計154名。


 コンビニなどが近隣にないと仮定して、近所の方に醤油を借りられるか?の問いでは「YES」が65名(62%)。逆に、近所の人から醤油を貸して欲しいと頼まれたら、貸せるか?の問いでは「YES」が100名(96%)となった。隣人から要望される側は、問題なく受け入れるという姿勢がうかがえる結果に。


 また、今よりコミュニティが豊かなマンションに将来住んでいると仮定し、近所の人とどこまでシェアできるか?については、1位が「調味料」131名(58%)となり、以下、「調理器具」103名(47%)、「キッチン」68名(30%)、「ダイニングテーブル」55名(24%)の順であった。


 同じく、20年頃に良好なマンションコミュニティができることによって実現できそうなことについては、「サークル活動」(17名)、「共同ペット」(3名)、「BBQ」(2名)、「スポーツチーム」(2名)など、趣味や娯楽を住民同士で共有できるものについて多くの回答が寄せられた。また「子供・ペットの預かり」(15名)、「見守り」(2名)、「看取り」(1名)といった、助け合いを求める声も見られた。




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