2015/02/27 18:00更新
新築戸建の成約価格、4ヵ月ぶりの下落/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社のネットワークにおける2015年1月期の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格、および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て1万4,527件、中古マンション1,124件。成約物件が新築戸建て1,848件、中古マンション519件。


 新築戸建ての平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,346万円(前年同月比1.1%上昇)と6ヵ月連続のプラス。成約価格は1戸当たり3,283万円(同0.9%上昇)で4ヵ月ぶりに前年同月を割り込んだ。価格水準の高い東京23区は4ヵ月ぶりのプラスとなったものの、成約件数の多い神奈川県・埼玉県が下落したことが要因。


 一方、中古マンションの平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,317万円(同2.3%上昇)と2ヵ月連続のプラスに。成約価格は、1戸当たり2,378万円(同9.6%上昇)と13ヵ月連続のプラスとなった。東京23区が価格水準の高い城西・城北エリアの成約増で2,959万円(同6.6%上昇)と上昇したことが要因。1平方メートル当たりの成約価格も40万9,200円(同12.9%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。




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