2015/07/31 18:00更新
新築マンションの駐車場設置率、東京は24.5%/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは30日、各都道府県の新築マンションにおける駐車場・駐輪場の設置率調査の結果を発表した。過去5年間に発売された新築マンションの駐車場・駐輪場設置率の平均を算出し、都道府県ごとにまとめた。


 駐車場設置率が最も高かったのは沖縄県の136.6%、最低は東京都の24.5%だった。全国的に100%前後の地域が多い中で、首都圏・近畿圏といった都市部では極端に低く、首都圏では埼玉県54.7%、千葉県64.8%、神奈川県52.0%、近畿圏では京都府33.0%、大阪府56.6%となった。同社では「都市圏は公共交通機関が発達しており、移動手段として自家用車の必要性が低い。また、駐車場使用料がかさむことも要因だ」と分析している。


 駐輪場に関しては、群馬県が199.0%でトップ。最低は、駐車場では最高だった沖縄県で、49.7%。また、長崎県も75.5%と沖縄に次いで低く、車社会が発達している沖縄と坂の多い地形である長崎の地域の特色がデータに表れた。




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