2015/07/31 18:00更新
マンション引き渡し戸数の減少で減収減益/NTT都市開発16年3月期第1四半期決算

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は31日、2016年3月期第1四半期決算を発表した。


 当期(15年4月1日〜6月30日)の連結営業収益は266億8,100万円(前年同期比26.4%減)、営業利益39億1,800万円(同37.3%減)、経常利益31億1,300万円(同40.3%減)、当期純利益21億9,800万円(同37.4%減)。


 主力の不動産賃貸事業は、新規物件の賃料収入増加などがあったものの、前年同期には原状回復工事益が計上されていたため、営業収益210億7,900万円(同0.3%減)、営業利益49億600万円(同16.6%減)となった。オフィスビルの平均空室率は、都心5区では2.2%、全国ベースでは6.1%。


 分譲事業は、マンション分譲事業で、竣工物件65戸(同155戸減)の引渡しを実施し、営業収益30億9,700万円(同76.0%減)、営業利益1億2,100万円(同92.0%減)の大幅減収減益となった。


 なお通期では、連結営業収益1,680億円、営業利益250億円、経常利益210億円、当期純利益120億円を見込んでいる。




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