2015/10/08 18:00更新
首都圏の中古戸建て価格、再び上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは8日、2015年9月の主要都市圏・主要都市別の中古戸建住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。


 首都圏の中古戸建ての平均価格は2,988万円(前月比1.2%上昇)と上昇した。地域別では、東京都が6,696万円(同13.5%上昇)と大きく上昇して再び6,000万円台を回復。特に東京23区は1億1,210万円(同22.9%増)と、1億円超に上昇した。

 そのほか、神奈川県は3,002万円(同6.7%減少)と3ヵ月ぶりに反転下落。千葉県も1,917万円(同4.7%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。埼玉県は2,128万円(同1.9%上昇)とわずかに上昇となった。

 

 近畿圏の平均価格は2,304万円(同3.5%上昇)と2ヵ月連続の上昇。地域別では、大阪府が2,579万円(同1.5%上昇)、兵庫県が2,398万円(同17.1%上昇)と大きく上昇。京都府が2,545万円(同6.6%下落)と下落に転じた。


 中部圏の平均価格は2,035万円(同4.1%上昇)と2,000万円台を回復。愛知県は2,498万円(同0.4%下落)と大きな変化はなかった。




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