2015/10/08 18:00更新
都市公園のあり方は新たなステージへ移行すべき/国交省

 国土交通省は8日、「新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園等のあり方検討会」の中間とりまとめを公表した。


 2014年11月より7回にわたり開催してきた人口減少・少子高齢化社会におけるオープンスペースの再編と再利用のあり方、都市公園の運営のあり方等についての検討内容をもとに、新たな時代の都市を作る緑、オープンスペースの基本的考え方について、整理したもの。


 人口減少や少子高齢化、都市インフラストックの拡大、財政制約の深刻化等を背景に、これからの緑とオープンスペース政策は、「ストック効果をより高める」「民間との連携を加速する」「都市公園を一層柔軟に使いこなす」の3つの観点を重視した“新たなステージ”へと移行していくべきである、と提言。

 そのために、集約型都市構造化を好機と捉え、緑とオープンスペースの戦略的な確保・活用を推進していくこと、特性や地域ニーズ対応するための弾力的な運用といったまちの個性、市民の力を引き出すための都市公園の多機能性の発揮、市民意見の反映や公園の質の評価などを進めることでの幅広い主体との協働により質を向上させていく取り組みの構築、を推進していく必要がある、としている。




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