2015/10/08 18:00更新
首都圏の住宅地・中古マンション実勢価格、プラスを継続/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は8日、2015年10月1日時点の首都圏の住宅地・中古マンション価格実勢調査結果を公表した。東京都区部、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県の住宅および中古マンションを対象に、通常取引を想定した実勢価格を査定、四半期ごとにまとめている。調査地点数は、住宅地が151、中古マンションが230。


 15年7〜9月期の住宅地価格の平均変動率は0.3%(前回:0.5%)と13年7月調査以降、プラスを維持した。「値上がり」地点は15.9%(同:27.8%)、「横ばい」地点は81.5%(同:69.5%)、「値下がり」地点は2.6%(同:2.6%)と、「値上がり」地点が減少、「横ばい」地点が増加している。


 中古マンション価格の平均変動率は0.6%(同:0.8%)で、同じく13年7月調査以降プラスを維持。「値上がり」地点は26.1%(同:31.7%)、「横ばい」地点は70.0%(同:63.0%)、「値下がり」地点は3.9%(同:5.2%)で、「横ばい」地点が増加、「値上がり」地点・「値下がり」地点とも減少した。


 14年10月〜15年9月の年間ペースでの平均変動率は、住宅地価格は2.3%(同:2.4%)、中古マンション価格は3.2%(同:2.9%)と、いずれも14年1月調査以降、連続してプラスとなった。




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