2016/05/02 18:00更新
マンション買い時DIやや回復/スタイルアクト調査

 スタイルアクト(株)はこのほど、マンション購入に対する意識調査結果を発表した。自社サイトである「住まいサーフィン」の登録会員のうち、直近3ヵ月内に新築マンションの販売センターに行った経験がある人を対象に、四半期ごとに行なっている調査。今回の調査期間は4月6〜11日、サンプル数は173件。


 買い時かどうかの回答を指数化したマンション買い時DIは、マイナス19.7(前回調査比8.7ポイント改善)でやや回復。「買い時」回答は4%(同3.8ポイント低下)と減少したが、「やや買い時」18.5%(同3.8ポイント上昇)と増加。上昇傾向に一服感が出てきたことがその背景にあると分析している。


 現在の物件価格について、「購入を諦めるほど高い」が16.2%(同1.5ポイント増)、「購入をためらうほど高い」が46.2%(同4.7ポイント減)となり、回答を会わせると全体の6割超が「高い」と感じているという結果に。2015年7月以来、「高い」回答の6割超が継続している。


 1年後の価格変化については、「上がる」の予想は46.8%(同4.1ポイント減)と減少、「横ばい」が35.3%(同5.1ポイント増)と、消費者が不動産の価格上昇の停滞を感じていることが推測される。




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