2016/07/29 18:00更新
無人の月極駐輪場事業の全国展開を開始/三井不リアルティ

 三井不動産リアルティ(株)は28日、「三井のリパーク」ブランドで展開する駐輪場事業において、機械式の無人IC定期券販売機を備えた駐輪場システムを開発。同システムを利用した無人月極駐輪場事業を全国展開すると発表した。


 社会問題化している迷惑駐輪や放置自転車等の問題解消に向け、同社が持つ駐車場事業のノウハウを元に、運営コストを抑えた無人管理方式、かつ土地を有効活用できるコンパクト型駐輪場システムを、(株)マースウインテック(長野県埴科郡、代表取締役社長:清水正行氏)と共同で開発。ICカード定期券の発行・更新から入出庫管理まで、無人での運営を可能とした。非接触型の入出方式で、24時間の利用も可能。


 試験運用を兼ねた第1号事業地は、神奈川県横浜市の「三井のリパーク」JR中山駅前駐輪場。利用料金は月極め1ヵ月1,500円(7月14日時点)。81台を導入し、3日間で月極め部分が満車となった。




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