東京急行電鉄(株)は28日、「次世代郊外まちづくり」の情報発信や活動の拠点となる「(仮称)WISE Living Lab(ワイズ リビング ラボ」(横浜市青葉区)の整備に着手した。
横浜市と2012年に締結した「次世代郊外まちづくり」の推進協定に基づく産官学民連携によるまちづくり活動の一環。東急田園都市線「たまプラーザ」駅近くに立地。敷地面積は3,892.38平方メートル。
次世代の暮らしを体感できる「エネルギーと暮らしのギャラリー棟」、コワーキングスペースや空き家活用・住み替えなど住まい関連の相談窓口を備える「コミュニティと住まいのコンサル棟」、集合住宅モデルルームやイベント・展示スペースを備えた「まちづくりと住まいのギャラリー棟」の3棟で構成。まちづくりと住まいのギャラリー棟では、次世代郊外まちづくりに関する展示やコミュニティ醸成を目指したワークショップなどを実施していく。
東急電鉄が保有する土地・建物を活用。「エネルギーと暮らしのギャラリー棟」と「コミュニティと住まいのコンサル棟」については既存の建物を改修し、「まちづくりと住まいのギャラリー棟」は新築する。施設全体のグランドオープンは17年春の予定。