2016/07/29 18:00更新
不動産事業が大幅に伸び増収増益/大東建託17年3月期第1四半期決算

 大東建託(株)は29日、2017年3月期第1四半期決算を発表した。


 当期(16年4月1日〜6月30日)は、連結売上高は3,459億7,700万円(前年同期比3.1%増)、営業利益304億1,100万円(同12.7%増)、経常利益315億4,700万円(同12.2%増)、当期純利益212億5,700万円(同13.8%増)。


 主力の建設事業は、当期以降に着工した工事が増え、工事が緩やかに進捗したことで、売上高は1,304億9,700万円(同3.2%減)、営業利益は工事の採算改善や労務費の上昇の緩和で198億300万円(同4.5%増)。受注工事高は1,453億2,200万円(同10.4%増)と増加した。


 不動産事業は「賃貸経営受託システム」による一括借り上げ物件の増加に伴い、借上会社である大東建物管理(株)の家賃収入が増加。「連帯保証人不要サービス」を提供しているハウスリーブ(株)の収入拡大も寄与し、売上高2,036億2,800万円(同6.8%増)、営業利益109億6,100万円(同33.7%増)を計上した。期末の入居率は居住用物件98.3%(同0.3ポイント上昇)、事業用物件98.3%(同0.3ポイント上昇)となった。


 通期では、連結売上高1兆4,980億円、営業利益1,070億円、経常利益1,110億円、当期純利益745億円を見込む。




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