2016/08/29 18:00更新
非常時に確保したいライフライン「水道」が8割/LIXIL住宅研究所調査

 (株)LIXIL住宅研究所はこのほど、「非常時の水確保に関する調査」を実施。7月22日〜8月1日にかけて、既婚女性2,000名を対象にインターネットでアンケートした。


 「ライフラインで最も重要だと思えるもの」については、“水道”が57.6%と多数を占め、次いで“電気”が37.8%となった。

 「断水や水の供給不足の際でも最低限確保したい生活水」については、“飲料水”が82.6%、“トイレの排水用水”が67.5%、“料理用水”が44.7%に。「断水や水の供給不足に備えて、水を確保するために行なっていること」については、“保存水を用意している”が35.7%“空のペットボトルを保管している”が17.2%となったが、一方で“特に何も行なっていない”が38.6%だった。


 さらに一戸建て(持ち家)に住む500名を対象に、8月1〜8日に調査した「大規模災害時の共助に関する調査」の結果を公表。

 「準備している防災グッズ」については、“懐中電灯・ランタン”(60.8%)、“飲用の水”(46.4%)、“携帯ラジオ”(40.6%)などが上位となった。

 「ライフラインがすべて途絶え、公的な支援もない場合に2〜3日間支障なく生活できるか」については、“生活できると思う”が38.0%で、その理由としては“飲食料を用意しているから”が多かった。

 また共助については、「災害発生直後、ご近所同士での協力」が“必要”との回答が93.8%にのぼり、その内容については“生存確認”が72.5%だった。




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