2016/08/30 18:00更新
新築戸建ての成約価格、9ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける7月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て8,089件、中古マンション903件、成約件数が新築戸建て1,714件、中古マンション696件。


 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,443万円(前年同月比3.5%上昇)、成約価格は3,394万円(同1.0%上昇)となり、いずれも9ヵ月連続のプラス。東京23区では5,000万円以上の物件割合の上昇が継続し9ヵ月連続の上昇となるなど、全エリアでの上昇となった。ただし、東京23区は前月比では3ヵ月ぶりの下落となり、首都圏平均も2ヵ月連続の下落となった。


 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,774万円(同11.5%上昇)で17ヵ月連続のプラス。成約価格は2,650万円(同7.8%上昇)と、4ヵ月連続のプラスとなった。東京23区で4,000万円以上の物件の占める割合が上昇していること等が要因。


 また、成約価格の首都圏平均は14ヵ月連続で登録価格の平均を下回り、1平方メートル当たりの成約価格は46万8,200円(同11.3%上昇)と、6ヵ月連続のプラスとなった。




一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会(全宅管理)
Copyright (C) FUDOSANRYUTSU CO.,LTD 2005.All rights reserved