2016/08/30 18:00更新
老朽化不動産のコンサルティングサービスをワンストップで提供/三井不動産
老朽化不動産の再生コンサルティングサービスの仕組み
老朽化不動産の再生コンサルティングサービスの仕組み
老朽化不動産の再生コンサルティングサービスの仕組み

老朽化不動産の再生コンサルティングサービスの仕組み


 三井不動産(株)は30日、(株)青木茂建築工房と業務提携し、旧耐震基準建物等の老朽化不動産の再生コンサルティングサービスを開始すると発表した。

 

 老朽化した賃貸不動産の再生に当たっては、耐震補強を行なっても賃料収入が上がらず資金回収ができないという問題がある。同事業は、事業全体のコーディネートから事業推進のネックとなる相続や権利関係の調整、事業性能の検証といったさまざまな問題をトータルでサポートしていく。


 設計は、青木茂建築工房の手法である、リファイニング建築を活用。新築工事の70%程度のコストで、耐震ブレースを使用しない独自の手法で耐震化し、外装・内装・設備等も新築同等の建物とした上で、確認申請の再提出、検証済み証の取得し、法的にも新築同等の建物に再生する。


 改修後の建物は、三井不動産レジデンシャルリースがサブリースすることで、賃貸事業の安定化を図る。さらに三井不動産リフォームの施工協力も可能とし、三井不動産グループのワンストップソリューションとて提供していく。




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