2016/09/30 18:00更新
新築戸建ての成約価格、10ヵ月連続のプラス/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける8月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て7,314件、中古マンション771件、成約件数が新築戸建て1,377件、中古マンション512件。


 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,447万円(前年同月比3.5%上昇)、成約価格は3,403万円(同1.1%上昇)となり、いずれも10ヵ月連続のプラス。東京23区では5,000万円以上の物件割合が大幅に増加、10ヵ月連続の上昇となるなど、2ヵ月連続全エリアで上昇した。


 中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,611万円(同0.2%上昇)で18ヵ月連続のプラス。成約価格は2,690万円(同9.2%上昇)と、5ヵ月連続のプラス、4ヵ月ぶりに全エリアで上昇した。全エリアを通じ、4,000万円以上の物件割合が増加したことが要因。


 また、1平方メートル当たりの成約価格は45万5,100円(同4.1%上昇)と、7ヵ月連続のプラスとなったが、東京23区では21ヵ月ぶりに下落に転じた。




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