2016/10/25 18:00更新
成約価格、新築戸建て11ヵ月、中古マンション6ヵ月連続の上昇/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける9月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格・成約価格のデータを発表した。登録物件は新築戸建て8,693件、中古マンション1,044件、成約件数は新築戸建て1,772件、中古マンション608件。


 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,418万円(前年同月比0.9%上昇)、成約価格は3,430万円(同4.6%上昇)と共に上昇基調が継続、11ヵ月連続のプラスとなった。東京23区は4,962万円(同7.3%上昇)と11ヵ月連続のプラスとなったが、5,000万円以上の物件の割合が前月に比べて伸び悩み、前月比では下落した。


 中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,562万円(同6.1%上昇)し、19ヵ月連続でプラスとなった。成約価格は2,740万円(同20.1%上昇)で6ヵ月連続プラス。成約の半数弱を占める東京23区で、4,000万円以上の物件の割合が32.6%となり、現在の算出基準での最高値になったことが主な要因。成約価格は全エリアで上昇しており、これは2ヵ月連続。

 1平方メートル当たりの成約価格は46万5,700円(同17.9%増)で、8ヵ月連続のプラス。先月1年9ヵ月ぶりに下落に転じた東京23区も65万2,300円(同2.0%増)と、前月比で再び上昇に転じた。




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