2017/01/19 18:00更新
16年の近畿圏マンション発売戸数、前年比微減の1万8,000戸/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は19日、2016年(1〜12月)の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。



 同年の近畿圏のマンションの新規発売戸数は、1万8,676戸(前年比1.3%減)。地域別では、大阪府1万1,621戸(同7.3%増)、兵庫県4,140戸(同20.3%減)、京都府1,893戸(同18.3%減)、奈良県425戸(同64.7%増)、滋賀県379戸(同100.5%増)、和歌山県218戸(同60.3%増)となった。


 1戸当たりの平均価格は3,919万円(同3.5%上昇)、1平方メートル当たりの単価は61万6,000円(同5.8%上昇)。月間契約率(平均)は71.9%(1.1ポイント上昇)だった。翌年繰越の販売在庫戸数は2,782戸(同383戸増)。


 17年の発売は、1万9,000戸(同1.7%増)程度を見込んでいる。

 

 16年12月の近畿圏マンション発売戸数は1,975戸(前年同月比4.8%増)と、6ヵ月連続で前年同月を上回った。月間契約率は69.2%(同9.6ポイント上昇)。1戸当たりの価格は4,321万円(同4.5%下落)、1平方メートル単価は61万3,000円(同7.4%下落)と、ともに2ヵ月連続の下落となった。


 即日完売物件は11物件・100戸。12月末時点の販売在庫は2,782戸となり、前月末に比べて222戸増加した。


 なお、17年1月の発売戸数は1,100戸程度を見込む。




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