2017/05/23 18:00更新
神奈川・二宮団地でセルフリノベ導入

 神奈川県住宅供給公社は、「二宮団地」(神奈川県中郡、総戸数580戸)の公社賃貸住宅において、このほど「セルフリノベーション制度」を導入する。


 同団地は、JR東海道線「二宮」駅下車、バス6分徒歩1分。建物は鉄筋コンクリート造地上4・5階建ての18棟からなる。1966〜70年に竣工した郊外型のニュータウンで、建物の老朽化、少子高齢化が進み、空室も目立つようになってきた。


 同制度は、入居者自身のDIYによる内装等の工事を可能とし、退去時の原状回復を不要とするもの。すべて公社が仕上げた通常の住宅よりも安い家賃設定とし、入居前に行なう工事期間に相当する分の家賃を免除する(工事費用や入居者負担)。


 同制度の導入により、賃貸住宅の入居促進を図るとともに、地域を巻き込んだ公社の取り組みに参画し、担い手にもなる人材の地域への流入を目指す。


 なお、同制度や同団地での暮らしを広めるため、新しいライフスタイルや豊かな“さとやまライフ”を発信する「YADOKARI×公社二宮団地 暮らし方リノベーションプロジェクト」を始動した。


 同団地の部屋を借りて、二拠点居住や団地リノベーションを楽しむ「暮らし体験ライター」を募集。対象住戸は二宮団地9・11〜13・15・16・19・21・22・24〜26号の棟内の指定住戸。申込受付は5月27日より開始する。詳細はホームページ参照。



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