2017/05/29 18:00更新
十条駅前再開発でタワーマンション

「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」外観イメージ


 新日鉄興和不動産(株)は26日、東急不動産(株)および前田建設工業(株)とともに事業協力中の「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」(東京都北区)が、同日付けで東京都知事の認可を受けたと発表。正式に参加組合員として事業に参画する。


 計画地は、JR埼京線「十条」駅徒歩1分、区域面積約1.7ha。十条駅周辺市街地の防災性の向上と、駅利用者や地域住民が集い憩う「にぎわいの拠点」を形成することを目的に、駅前広場や都市計画道路等の都市基盤を整備し、周辺の市街地環境への影響やまち並み景観に配慮しつつ土地の集約・高度利用を図る。駅前のにぎわいを創出する商業・業務施設と定住化の促進に寄与する良質な住宅を確保・整備し、まちの活力と安全性・防災性を向上することが期待されている。


 建設するタワーマンションは、敷地面積約7,070平方メートル、延床面積約7万9,460平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上40階地下2階建て、住宅戸数は約540戸。下層部には駅前広場とつながるオープンスペースを確保するとともに、駅前広場に面し商業施設や地域生活を支える公共施設を整備する。着工は2018年6月、竣工は22年7月を予定。



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