2017/10/16 18:00更新
大賞は広島・福山市の「ありがとう グループホーム」

プレゼンテーションの様子


 高齢者住宅経営者連絡協議会は13日、日経ホール(東京都千代田区)で「リビング・オブ・ザ・イヤー2017」を開催。最終審査を実施し、大賞にグループホーム「ありがとう グループホーム」((株)QOLサービス、広島県福山市)を選出した。


 全国のサービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム、グループホーム、特別養護老人ホームなどの中から、入居者が安全に尊厳ある暮らしを送れる施設・住宅を選定、その開発・運営事業者をたたえることを目的に開催しているイベント。4回目の開催となる今年は、「介護看護医療サービス」「地域連携」「食事サービス」「コストパフォーマンス」「イノベーション」「職員評価」「入居者の活動と参加」「地域環境貢献」の8部門で募集したところ、計52件がエントリー。実行委員による1次・2次の審査を経てファイナリスト8ホームについて、この日プレゼンテーションによる最終審査を実施。一般公募された選考委員の投票により大賞を決定した。


 大賞を受賞した「ありがとう グループホーム」は、入居定員に18人に対し常勤換算で職員19人を配置。家賃や食費、共益費などを含め月12万円という料金設定や、転倒予防を施した住宅の工夫や交流イベントの開催など地域連携の取り組み、手厚い職員の研修体制などでグループホーム激戦区と言われる地域にありながら定員の4.5倍の入居待ちだという。



大賞受賞の「ありがとう グループホーム」
に表彰状と記念の盾が授与された



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