2017/10/16 18:00更新
9月の近畿圏M、4年ぶりの大量供給

 (株)不動産経済研究所は16日、2017年9月の近畿圏マンション市場動向を発表した。


 同月の発売は2,392戸(前年同月比27.9%増)で、13年9月以来の大量供給となった。契約率は74.5%(同6.4ポイント上昇)。9ヵ月連続の70%超となったが、大型物件が好契約率だった滋賀県を除くと67.9%となる。


 1戸当たりの平均価格は4,186万円(同0.6%上昇)となり、2ヵ月ぶりに上昇。1平方メートル当たりの平均単価は64万1,000円(同4.4%上昇)と4ヵ月連続の上昇だった。


 即日完売物件は「プレミスト大津ステーションレジデンス」1期(滋賀県大津市、130戸、平均3倍、最高15倍)のみ。月末の販売在庫数は2,428戸で、前月末よりも236戸増加した。


 なお、10月の販売は1,300戸程度を見込む。



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