2017/12/15 18:00更新
「いい話コンテスト」管理会社編のGP決定

表彰状を授与した岡本理事長(左)と
グランプリ受賞者の亀谷氏(右)


 (一社)マンション管理業協会は14日、「マンションいい話コンテスト2017(管理会社編)」のグランプリを決定、表彰式を行なった。


 一般編に加え、今年から管理会社編を新設。マンション管理業に携わる社員が、「仕事に対するやりがい」や「顧客からの感謝」など、現場の体験談を共有し、称え合い、モチベーションアップを図ることを目的としている。「働き方改革」をキーワードに、仕事に対するやりがいや信念、顧客との向き合い方、日頃の心構え等が共有でき、社員のモチベーションアップにつながることをポイントに評価した。


 全国の管理会社社員から126通のエピソードが寄せられ、同日、6名のファイナリストが公開発表を実施。グランプリ(賞金10万円分商品券)を受賞したのは、住友不動産建物サービス(株)東京西第二事業所の亀谷和弘氏の「コミュニケーション、それが全てです」。ある顧客からの手紙を明日へのモチベーションに、プラス志向で業務に真摯に取り組んでいく、というサービス業の原点が見えた点が評価された。


 同協会理事長の岡本 潮氏は、「管理会社の仕事は“人のモチベーション”がすべて。ファイナリスト6名のエピソードからは、現場でのやりがいや仕事への誇りが感じられた」と総評。今後の管理会社のあり方について、「人手不足や組合の資金不足の問題は今後さらに加速していく。厳しい環境下にあるが、入居者の資産、日々の生活環境、生命と安全を守るのがわれわれの使命」とし、「業界の成長発展、社会的地位の向上を目指すとともに、管理業に携わる社員がやりがいと誇りを持って働くことのできる環境づくり、処遇改善にも取り組んでいく」などと話した。



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