2018/01/17 18:00更新
既存戸建て価格、2ヵ月連続で下落

 (株)東京カンテイは17日、2017年12月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,047万円(前月比0.2%下落)と2ヵ月連続で下落。都県別では、東京都が5,979万円(同1.1%下落)と2ヵ月連続で下落。神奈川県は3,069万円(同2.4%下落)と再び下落に転じた。千葉県は2,114万円(同0.3%下落)と5ヵ月ぶりに下落。一方、埼玉県は2,284万円(同3.8%上昇)と反転上昇した。首都圏では、埼玉県で上昇した以外はいずれの都県でも下落しており、首都圏の価格は再び弱含んでいる。


 近畿圏の平均価格は2,335万円(同2.4%下落)と、反転下落した。府県別では、大阪府が2,494万円(同1.2%上昇)と反転上昇。兵庫県は2,294万円(同6.1%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。京都府は3,239万円(同13.6%下落)と大きく反転下落した。


 中部圏の平均価格は2,105万円(同3.0%上昇)、愛知県は2,604万円(同2.8%上昇)と、いずれも3ヵ月連続の上昇となった。


 福岡県は1,751万円(同4.2%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇した。



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