2018/01/17 18:00更新
2017年の訪日外国人は2,869万人

 日本政府観光局(JNTO)は16日、2017年の訪日外国人客数を公表した。訪日外国人客は、法務省集計による外国人正規入国者から永住者等を除いたもので、駐在員やその家族、留学生等は訪日外国人客に含まれる。1964年に統計を開始した。


 17年1〜12月の訪日外国人客数推計は2,869万900人(前年比19.3%増)で、統計開始以来の最多となった。航空路線の拡充やクルーズ船寄港の増加、査証要件の緩和などに加え、これまで継続的に行なってきた訪日旅行プロモーションが奏功したと考えられる。一方、出国日本人数は1,788万9,300人(同4.5%増)と推計した。


 訪日外国人客数を国別にみると、中国が735万5,800人(15.4%増)で最多。韓国も前年を40.3%上回り、714万200人で中国に迫った。3番目に多かったのは台湾で、456万4,100人だった。アジアではこのほか、香港が223万1,500人(同21.3%)、インドネシアは35万2,200人(同30.0%増)、ベトナムは30万8,900人(同32.1%増)と大きく増加した。
 欧米では、米国が137万5,000人(同10.6%増)で最多。以下、豪州の49万5,100人(同11.2%増)、英国の31万500人(同6.2%増)と続いた。



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