2018/05/23 18:00更新
ミサワH、都の空き家利活用等普及啓発事業者に

 ミサワホーム(株)は21日、東京都の「平成30年度東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業」事業者に選定されたと発表。6月より空き家利活用等の普及啓発活動に取り組むとともに、同社が展開する住まいの相談窓口「住まいるりんぐDesk」を通じ、空き家に関する相談受付と対応を開始する。


 同社は、2015年より「住まいるりんぐDesk」を全国で展開し、この仕組みにより16年12月から18年3月まで「東京都相続空家等の利活用円滑化モデル事業者」に選定。所有者等に対するワンストップ相談業務を実施し、その相談事例をとりまとめた。  


 今回は、その実績と知見をもとに、相談会やセミナー、その他の普及啓発活動を実施する。


 空き家所有者等に対しては、空き家対策の重要性を訴求し、住宅メーカーとして培ったノウハウを生かした空き家利活用等を提案する。
 空き家予備軍に対しては、将来の空き家所有者となることへの注意を喚起し、空き家の未然予防を目的とした普及啓発活動に取り組む。特に、ミサワホームグループの介護事業会社である(株)マザアスと連携し、空き家予備軍の多いシニア層に向けても積極的に働きかけていく。


 「住まいるりんぐDesk」では、都内8ヵ所に相談窓口を設置し、空き家の賃貸やリフォーム、建て替え、売却等の相談にワンストップで対応。全国に広がるグループのネットワークを活用し、地方に空き家を所有する都民、都内に空き家を所有する地方在住者の相談も受け付ける。



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