2018/06/18 18:00更新
新理事長にノーリツ・國井社長/リ推協

「2018年度は長寿命化リフォーム等を協力に推進していきたい」と話す國井理事長


 (一社)住宅リフォーム推進協議会は15日、ホテルメトロポリタンエドモンド(東京都千代田区)で第11回定時総会を開催。役員の選任、ならびに2018年度事業報告を行なった。


 役員改選では、前理事長の任期満了に伴い新理事長に(株)ノーリツ代表取締役社長の國井 総一郎氏が就任。18年5月16日現在の会員数は69団体となった。


 18年度事業計画では、(1)住宅リフォーム推進のための諸制度の改善活動と普及企画、(2)地域における住宅リフォーム推進体制への支援と連携、(3)長寿命化リフォームの推進、(4)住宅リフォーム産業の動向把握、などを重点項目とした。


 総会後、開催された懇親会で挨拶した國井氏は、「住宅リフォーム事業者団体登録制度や安心R住宅制度の登録団体は、ほとんどが当協会の会員であり、その推進役を担っていると考えている。また、14年から始めたリフォーム関連イベントなどを展開する“リフォームで生活向上プロジェクト”には、4年間で約120万人の来場があり、消費者へのリフォームの啓発に役立てたのではないか。今後もリフォームを通じて、より良い住生活の実現に寄与していきたい」と話した。


 来賓代表として挨拶した国土交通省住宅局局長の伊藤明子氏は、「国交省としては空き家対策に注力しているが、持ち家として利用する場合も、賃貸住宅として、または、住宅以外の建物に転用する場合でもリフォームが必要になる。これまでのリフォーム業務に加え、流通とセットとなるビジネスモデルを考えていただくと、リフォーム業界のより一層の飛躍になるのではないか」などと語った。



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