2018/07/18 18:00更新
女性の不動産業への就業支援/C21・ジャパン
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10人の女性がプログラムに参加する


 (株)センチュリー21・ジャパン(C21)は、不動産業界での就労を希望する女性の育成プロジェクトをスタート。18日、東京・渋谷区の同社で参加者向けのガイダンスを行なった。


 同プロジェクトは、不動産業界向けに宅建試験対策研修等を手掛ける(株)教育プランニング(東京都足立区、代表取締役:大関正明氏)、働きたい女性向けのコミュニティサイトを運営する(株)キャリア・マム(東京都多摩市、代表取締役:堤 香苗氏)との協業。キャリア・マムが参加者を募集したところ、10日間で首都圏を中心に広範囲から40人の応募があった。書類選考を通過した10人が参加する。


 10月21日の宅建試験に向けて、7〜10月に3回の講習会と3回の模擬試験を実施する。キャリア・マムが、募集および集合研修以外での情報提供等、教育プランニングが集合研修を担う。


 C21は、プロジェクト参加者が宅建試験に合格し、不動産会社への就職を希望した場合に加盟店を紹介する。C21経営企画部・佐藤慎之介氏は、「自分自身、仲介営業の経験があり、その際に家に携わる仕事は女性に向いていると感じることが多かった。しかし、C21のネットワークを見渡しても女性営業スタッフは少ない、女性の就業支援等を通じて不動産の世界に女性が増えていってほしいという思いからこのプロジェクトを立ち上げた」と話す。


 また、今後は宅建試験対策に限らず、C21が実施している営業スタッフ研修などもプログラムに採り入れていく方針だという。



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