2018/08/21 18:00更新
業務施設のエネルギー消費量、空調の影響が強

 (株)富士経済は20日、「2018年版 業務施設のエネルギー消費実態」の概要を公表した。


 業務施設のエネルギー消費実態を、同社調査員による参入企業や関連企業・団体へのヒアリングおよび文献調査、社内データベースを併用し調査した。調査期間は4〜7月。


 1施設あたりのエネルギー消費量が多いのは、1位「データセンター」、2位「シティホテル」、3位「病院」。一方、総エネルギー消費量が多いのは、1位「事務所・オフィスビル」、2位「病院」、3位「シティホテル」となった。事務所・オフィスビルは1施設あたりの消費量は大きくないものの、ストック数が多いことから総エネルギー消費量がトップに。


 エネルギーの内訳は、空調が44%と最も高く、次にPC、複合機、プリンターなどコンセントを経由した消費が24%、照明が20%だった。


 空調や照明では、小規模施設でも高効率空調やLED照明の導入などにより省エネ化が進んでおり、エネルギー消費量の低減が進んでいくとされる。



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