2018/10/18 18:00更新
三井不、東大インキュベーション施設の管理運営を受託

業務受託イメージ


 三井不動産(株)は、東京大学が本郷キャンパス南研究棟内に新しく開設するインキュベーション施設の管理運営およびベンチャー支援に関する業務を受託したと発表した。


 受託した業務は(1)施設の管理業務、(2)受付窓口業務、(3)共用会議室運営業務、(4)共通実験室運営業務、(5)入居者支援。


 ライフサイエンス・イノベーション推進事業や柏の葉スマートシティ、ベンチャー共創事業など、まちづくりを通じた新事業創造に取り組んできたノウハウを生かし、場の整備とコミュニティの構築を一体的に行ない、東京大学発ベンチャー企業・起業家の育成を支援する。


 (5)入居者支援に関する業務の一部については、(一社)ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J、三井不動産(株)と産学の有志が中心となり設立)が、同社から再委託を受けて業務を行なう。入居企業間や投資家など支援者との交流促進、入居企業のイベント開催などを支援し、イノベーションの創出や新産業創出を促すエコシステム作りに取り組んでいく。


 なお、同社およびLINK-Jにとって、大学のインキュベーション施設の運営管理に携わるのは今回が初。



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