2018/12/11 18:00更新
Aグレードビル、11年ぶりに空室率1%割れ

 JLLは7日、2018年11月末時点での東京Aグレードオフィス空室率・賃料を発表した。


 対象となるのは、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、1990年以降竣工の新耐震基準に適合したオフィスビル。延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上。


 空室率は0.9%(前月比0.1ポイント低下)と、6ヵ月連続での低下となり、07年第3四半期以来初めて1%を割り込んだ。大手町・丸の内、日本橋・京橋を含むサブマーケットで低下した。


 1坪当たりの月額賃料(共益費込)は3万7,863円(同0.1%上昇)だった。前年比では3.3%の上昇となったが、前月比でみるとその上昇幅は縮んだ。渋谷、大手町・丸の内といったサブマーケットが上昇をけん引した。



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