2018/12/11 18:00更新
セレクト住宅システム「ADM」の普及目指す

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は10日、同社が運営するデザイナーズセレクト住宅システムの全国ネットワーク「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット(ADM)」の第2回全国大会を、ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)で開催した。


 ADMは、アトリエ建築家によってあらかじめデザインされた住宅プラン集から選択できるシステム。現在約450プランを用意しており、高気密・高断熱の高性能住宅を本体価格1,100万〜1,700万円で提供している。


 大会では、会員向けに成果創出を促進する企画の実施を発表。本部が指定したモデルハウス用プランを指定期間内に販売した場合、設計料の割引、指定プランのインテリアボードや外構プランの設計などを提供する。また、会員限定の情報サイト「BLUE PRINT PROJECT」におすすめプランを掲載し、会員がより提案しやすいように改良する。 


 その他、分譲事業の展開を検討している会員向けに「分譲住宅販売コンサル」支援事業をスタート。さらにADMの新プラン開発も進めていく。


 今後の事業展開について発表した同社代表取締役社長の濱村聖一氏は、「ADMのようなセレクト住宅システムはアメリカやイギリスでは一般的。今後、“住宅は投資”という考え方が一般的になる。そのときにADMのような高性能でかつ低価格の商品の強みが生かせるだろう。この先1年は、大切な基盤づくりとなる。会員の皆さんと協力し、普及させていきたい」などと話した。



会場の様子。全国から会員企業が集まった



一般社団法人全国賃貸不動産管理業協会(全宅管理)
Copyright (C) FUDOSANRYUTSU CO.,LTD 2005.All rights reserved