2019/03/20 18:00更新
三菱地所、下地島空港旅客ターミナルを竣工

「みやこ下地島空港ターミナル」のターミナルエントランス


 三菱地所(株)は、沖縄県宮古島市で「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業」として開発を続けてきた「みやこ下地島空港ターミナル」の竣工式を執り行なった。3月30日に開業する。


 同施設は、沖縄県が進める下地島空港および周辺用地の利活用事業の一つ。同社は2015年に候補事業者に選定され、17年に基本合意書を交わしていた。


 敷地面積は3万2,586平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・木造(CLT)地上2階地下1階建て、延床面積は1万2,027平方メートル。施工には地元の建設会社を採用、運営は下地島エアポートマネジメント(株)。


 「空港から、リゾート、はじまる。」をコンセプトに空間を構成。豊かな緑や自然光を取り込み、利用者がリゾート感を感じられるような空間を目指した。また、空港施設では全国で初めてCLT(直交集成板)を屋根の構造材に採用したほか、やはり空港施設では全国初となるネット・ゼロ・エネルギービルの取り組みも進めていく。



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