2019/03/20 18:00更新
ミサワ、北海道で地元自治体らとテレワーク拠点

「ながぬまホワイトベース」内のコワーキングスペース


 (株)ミサワホーム総合研究所とミサワホーム北海道(株)は19日、テレワーク拠点「ながぬまホワイトベース」(北海道長沼町)の完成を発表した。北海道長沼町、(一社)ながぬまなどと整備を進めていた。


 ミサワホームグループでは、2017年3月に長沼町とまちづくりに関する包括協定を締結して以降、産官学の連携に住民の協力も得ながら町の活性化に取り組んでいる。その一環として、地方のサテライトオフィスを活用したテレワーク拠点づくりについても検討し、同施設の整備に至った。


 新千歳空港から車で約30分と近く、豊かな自然環境や温泉・ゴルフ場といった観光資源が豊富な長沼町の情報を発信するため、同施設には旅行事業者がサテライトオフィスとして常駐。住民と連携しながら、グリーン・ツーリズムや現地のタイムリーな情報発信、観光客のアテンド業務なども展開していく。


 建物は空き店舗をリフォームし、テレワーク環境についてはミサワ総研が基本コンセプトを策定した。室内は、集中して作業できる個室や、少人数での打ち合わせに向くバーカウンター、オープンスペース、テレビ会議スペース、コワーキングスペース等で構成。カウンター付きキッチンでは、地元特産物を使ったイベントの開催も想定しており、町への来訪者と地域住民が交流しやすい施設とした。



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