2019/04/22 18:00更新
首都圏既存マンション、小幅に上昇

 (株)東京カンテイは22日、2019年3月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を公表した。


 首都圏の既存マンション価格は3,737万円(前月比0.3%上昇)。前年同月と比較して3%を上回る水準で推移している。都県別では、東京都は4,976万円(同0.4%上昇)と小幅に上昇、埼玉県は2,314万円(同1.0%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。一方、神奈川県は2,886万円(同0.7%下落)となり、前年同月と比べても0.4%下落した。千葉県も2,041万円(同0.3%下落)と下落に転じた。


 近畿圏は2,297万円(同1.3%上昇)。前年同月と比較して6%を上回る水準で推移している。大阪府は、大阪市や豊中市の強含みがけん引し、2,513万円(同1.5%上昇)と2ヵ月連続で上昇。兵庫県も、神戸市など主要な行政区が総じて上昇し、1,995万円(同2.5%上昇)と大きく上昇した。


 中部圏平均は1,931万円(同0.2%下落)。愛知県も2,086万円(同0.3%下落)と弱含んだ。



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