ユニゾホールディングス(株)は16日、フォートレス・グループが設立したサッポロ合同会社による同社普通株式の公開買い付け(TOB)に賛同する意見を表明した。
ユニゾHD取締役会において、第四次中期経営計画の推進、不動産・ホテル市場の競争激化といった同社が直面する課題に対して、経営方針の合致、非上場化の必要性、フォートレス・グループの情報・ノウハウの活用、従業員の労働条件維持等の各種条件を鑑み、サッポロ合同会社からのTOBへの賛同を決めた。
サッポロ合同会社によるTOBの条件は、普通株式1株につき4,000円。株式の買い付け予定数は上限を全株・下限を2,281万3,500株(発行済み株式の66.7%)。買い付け期間は8月19日〜10月1日。
フォートレス・グループは世界最大規模の不動産投資ファンド運営会社。世界で総額約1,000億米ドルの不動産・不動産関連企業に投資している。本公開買い付けの資金は1,375億円。
TOBが成立した場合、同社は上場廃止となる。