2019/11/13 18:00更新
都心5区ビル、空室率0.7%台を継続

 三幸エステート(株)は13日、2019年10月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。


 東京都心5区の空室率は0.72%(前月比0.02ポイント上昇)と横ばいとなった。渋谷エリアで大規模ビル2棟が竣工したが、底堅いオフィス需要を背景に竣工前に満室となり、空室率の押し上げ要因にはならなかった。1%を下回る水準は17ヵ月連続となり、底這いの動きが継続している。現空面積は4万8,750坪(同124坪減)。


 1坪当たりの募集賃料は3万880円(同267円増)と、3ヵ月連続の上昇。募集面積は21万3,789坪(同8,834坪減)だった。


 全国6大都市の空室率は、東京23区が0.9%(同0.1ポイント低下)、札幌市1.7%(同変化なし)、仙台市4.0%(同変化なし)、名古屋市1.2%(同0.1ポイント低下)、大阪市1.2%(同0.1ポイント低下)、福岡市1.3%(同0.1ポイント低下)となった。



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