2020/01/24 18:00更新
経常利益30億円目指す/毎日コムネット

 (株)毎日コムネットは23日、2020年5月期第2四半期決算説明会を開催した。


 当期(19年6月1日〜11月30日)は、売上高92億600万円(前年同期比10.0%増)、営業利益8億9,700万円(同34.6%増)、経常利益8億5,600万円(同40.1%増)、当期純利益5億8,200万円(同36.6%増)の増収増益となった。詳細は1月15日のニュースを参照。


 決算説明会では、20年5月期の計画について発表。主力の不動産ソリューション事業(不動産マネジメント部門)において、引き続き入居率100%を目指す他、9月に稼働した「東京大学目白台インターナショナル・ビレッジ」で留学生対応のノウハウを実践・蓄積。さらに同事業不動産デベロップメント部門では、引き続き東京圏・地方圏での物件開発を加速していくとした。
 さらに3ヵ年中期経営計画の最終年度である当期の通期業績予想を修正。15年3月に子会社化した学生採用事業などを行なうワークス・ジャパン(株)が展開する人材ソリューション部門が上期において大幅に増益となったことから、売上高を191億2,000万円(当初計画:180億円)、経常利益を20億3,000万円(同:20億円)、当期純利益を13億4,000万円(同:13億円)とした。


 説明会において同社代表取締役社長の伊藤 守氏は「第3の柱として育ててきた人材ソリューションが好調。企業の旺盛な新卒採用活動や就職活動の早期化なども好材料となっており、さらに注力していきたい。大学生の市場環境としては、首都圏4年制大学生および大学院生数は安定的に推移する見込みで、特に女性大学生は増加していくという予測がある。これまで当社は右肩上がりの成長を続けてきたが、さらに確実な成長基盤を築き、次のステップである経常利益30億円を目指していきたい」と話した。



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