2020/02/18 18:00更新
リースバックの仕入れ等に注力/ハウスドゥ

 (株)ハウスドゥは18日、2020年6月期第2四半期決算(連結)の説明会を開いた。


 当期(19年7月1日〜12月31日)は、売上高145億1,400万円(前年同期比14.5%増)、営業利益5億2,700万円(同51.6%減)、経常利益4億6,100万円(同55.1%減)、当期純利益2億8,700万円(同60.4%減)。ハウス・リースバック事業の好調で増収だったものの、消費税増税による不動産売買事業やリフォーム事業の落ち込み、リバースモーゲージ保証事業における人件費の投下などが影響し、減益だった。決算数値は2月13日付のニュース参照。


 今後は、ハウス・リースバック事業、リバースモーゲージ保証事業に注力。同社代表取締役社長・安藤正弘氏は「ハウス・リースバック事業では、月間平均仕入れ契約件数を今期の55.5件から2〜3倍にすることが目下の目標。来期の半ばで仕入れ100件に到達したい」と述べた。同社が金融機関と提携し、提携先が提供するリバースモーゲージの債務保証を行なうリバースモーゲージ保証事業においても、「これまで提携に慎重な金融機関が多かったが、ニーズが高いことなどから今後1〜2年間で状況は大きく変わり、提携数も伸びるはずだ」と話した。


 通期では売上高372億2,100万円、営業利益35億2,100万円、経常利益33億円、当期純利益21億7,800万円を見込む。中期経営計画(20〜22年)の最終年度である22年6月期では、売上高437億6,100万円、営業利益47億6,600万円、経常利益45億円の達成を目指す。



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