2020/02/18 18:00更新
ヒューリック、先端技術生かした介護ビジネスに着手

「スマートハウジング構想」の概念図


 ヒューリック(株)は18日、AI・IoTを活用した新たな介護ビジネス「スマートシニアハウジング構想」に着手すると発表した。


 介護業界では、深刻な人手不足を背景に業務効率の向上や離職率の低下が急務となっている。また、高齢者施設に目を向けると、睡眠・呼吸・脈拍等のデータ管理、認知症予防といった入居者のQOL向上に向けた取り組みも重視されてきている。そうした状況を受け、同社では介護事業者やベンチャー企業と連携し、最先端技術を活用した高齢者施設を提供し、介護分野における新たな事業開発、ブランド構築を目指す。


 初弾として、見守りセンサーやホームコントロールに関する企画・開発・販売を手掛けるエコナビスタ(株)と提携。同社が所有する高齢者施設に、エコナビスタ製の見守りセンサーを導入していく。加えて、2021年に竣工予定の同社所有高齢者施設には、見守りセンサーを中心とした複数プロダクトを組み合わせたプラットフォームを導入する計画。


 エコナビスタとはヘルスケア分野での新規事業開発にも共同で取り組む予定。


 さらに今後は、他の事業者との連携も進めていく。 



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