2020/02/28 18:00更新
LAで賃貸住宅開発事業を着工/三井不

「(仮称)8 thフィゲロア」イメージ


 三井不動産(株)は27日、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市における賃貸住宅開発事業「(仮称)8thフィゲロア」(438戸)を着工したと発表した。


 米国子会社「Mitsui Fudosan America,Inc.」を通じて開発するもので、同社の単独開発事業として推進する。


 建設地は、地下鉄「 7th St./ Metro Center」駅徒歩2分。職住近接志向の高まりから若年層を中心とした人口の流入が進んでおり、従来からのオフィス機能に加えて、大型住宅開発や商業施設等が集積するエリア。


 敷地面積は約4,700平方メートル。建物は、延床面積約8万平方メートル、鉄筋コンクリート造地上41階地下4階建て。既存の歩道を拡張整備するのに加え、1階には屋外テラススペースを併設する店舗を誘致し、にぎわいを創出する。
 5階のアメニティデッキはプールを中心とした大型アウトドア空間とし、クラブハウスやBBQラウンジ、ドッグランといった設備を配置する。また、大型のコワーキングスペースやフィットネスルーム、プライベートダイニングも設置する予定で、最上階にはアウトドア空間と一体となったラウンジと屋外のスカイスパを設ける。専有部はStudioタイプから2BEDタイプまでと多様な間取りを用意する。竣工は2022年の予定。


 同社は13年からニューヨークやサンフランシスコ等で賃貸住宅事業を展開しており、今回の物件を含め米国本土で計13物件・約3,000戸の賃貸住宅事業を推進している。19年にはロサンゼルスに米国内4つ目の支店を設立しており、アメリカ西海岸エリアでの事業推進体制を強化していく考え。



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