2020/04/09 18:00更新
首都圏既存木造戸建て価格、4ヵ月ぶりに上昇

 (株)東京カンテイは9日、2020年3月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,337万円(前月比2.6%上昇)と、4ヵ月ぶりに上昇した。都県別では、東京都は5,388万円(同12.2%上昇)と、4ヵ月ぶりに大きく上昇。神奈川県は3,426万円(同5.0%下落)と、3ヵ月ぶりの下落に。千葉県は2,225万円(同4.0%上昇)と反転上昇したが、埼玉県は2,463万円(同0.1%下落)と反転下落した。同月は反転上昇傾向となり、特に東京都と千葉県で大きく上昇している。


 近畿圏の平均価格は2,615万円(同4.0%上昇)と、反転上昇。府県別では、大阪府が2,759万円(同4.0%上昇)と反転上昇したが、兵庫県は2,507万円(同1.6%下落)と2ヵ月連続の下落となった。京都府は3,578万円(同8.1%上昇)と大きく反転上昇。兵庫県のみ下落したが、前月の弱含みから一気に回復基調に転じた。


 中部圏は2,292万円(同4.0%下落)と、3ヵ月ぶりに下落。愛知県は2,765万円(同1.7%下落)と、反転下落した。


 福岡県は2,073万円(同2.6%下落)と、2ヵ月連続の下落となった。



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