2020/05/29 18:00更新
「人生100年時代の住まい」モデル募集開始

 国土交通省は29日、「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の募集を開始した。


 ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応し、高齢者、障碍者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を目的としたもの。高齢者等の居住の安定確保および健康の維持・増進に資する住まいづくり・まちづくりの推進に関する事業成果等の情報を公開するものであり、新たな技術やシステムを導入したり、多様な世帯の互助・交流の促進も図ることなど、モデル的な取り組みを実施する民間事業者等を公募し、先導性が認められる事業に対して補助を行なう。


 対象事業は、「地域交流拠点の整備」や「効果的に見守る高齢者住宅の整備」といった5つの事業テーマを設定した「課題設定型」、事業者がテーマを提案する「事業者提案型」、これらの事業化に向けた調査・検討を支援する「事業育成型」の3つ。建設・取得にかかる費用、改修工事費用、技術検証費用などを補助する。


 提案者などのプレゼンテーション等も行ない、評価委員会による評価・審査を踏まえてモデル事業を選定する。応募方法や概要は、住まい環境整備モデル評価事務局のホームページを参照。



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