2020/07/09 18:00更新
首都圏住宅地価格、変動率はマイナス基調に

 野村不動産アーバンネット(株)は9日、2020年7月1日時点の首都圏「住宅地価格動向」調査結果を発表した。調査地点数は168ヵ所。


 20年4〜6月期の平均変動率はマイナス0.7%(前回マイナス0.0%)と、2四半期連続のマイナスとなり、変動幅も広がった。エリア別にみると、東京都区部がマイナス0.4%(同マイナス0.0%)、都下がマイナス1.9%(同プラス0.1%)、神奈川がマイナス0.4%(同マイナス0.1%)、埼玉がマイナス0.8%(同プラス0.0%)、千葉がプラス0.0%(同プラス0.0%)だった。都下がマイナスになるのは5ヵ月ぶり。その他、千葉以外の3エリアではマイナス幅が広がった。


 「値上がり」を示した地点は1.8%(同3.6%)、「横ばい」が72.0%(同91.7%)だったのに対して、「値下がり」が26.2%(同4.8%)と大幅に増加している。


 年間ベースでの首都圏エリア平均変動率はマイナス0.5%(同プラス0.3%)でマイナスに転落した。「値上がり」地点は8.9%(同13.1%)、「横ばい」は64.3%(同76.8%)、「値下がり」が26.8%(同10.1%)となった。



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