2020/07/10 18:00更新
名古屋のマンションにロボットコンシェルジュ

ロボホンのサービスイメージ


 名鉄不動産(株)、西日本電信電話(株)名古屋支店、シャープ(株)、(株)長谷工コミュニティは9日、「マンション向けコミュニケーションプラットフォームサービス(仮称)」を共同開発したと発表。第1弾として、シャープのコミュニケーションロボット「ロボホン」を、新築分譲マンション「(仮称)MMプロジェクト」(名古屋市緑区、総戸数192戸)の全住戸に標準装備する。


 マンション管理会社・管理組合からのお知らせや、宅配ボックスへの荷物の受取通知などがあると、ロボホンが手を挙げて居住者に知らせる。電気料金(概算)やマンション管理に関する簡単な質問などにも、ロボホンが回答する。また、ロボホンとの対話により、エアコンや照明、テレビなどの家電製品のほか、カーテンの開閉操作も可能に。自宅にいる子供の様子をロボホンのカメラで撮影し、映像を外出先からスマートフォンで確認する機能も搭載している。


 ロボホンとのコミュニケーションを通じ、さまざまな機器やサービス、情報などを一元管理するほか、新型コロナウイルスなど感染症対策として、入居者と管理員等の接触機会の低減にもつなげていく。


 「(仮称)MMプロジェクト」は、JR東海道本線「南大高」駅徒歩13分に位置。敷地面積7,641.97平方メートル、延床面積1万6,348.42平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て。間取りは、1LDK+S(納戸)・3LDK・4LDK・5LDK、専有面積は61.20〜96.25平方メートル。竣工は2021年10月下旬、入居は同年12月下旬の予定。



「(仮称)MMプロジェクト」完成予想図



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