2020/07/16 18:00更新
日本初のプレハブ住宅専門工場、建て替えが完了









建て替え後の「奈良工場」




開業当時の「奈良工場」



 大和ハウス工業(株)は16日、建て替えを進めてきた自社の住宅専門工場「奈良工場」(奈良県奈良市)の全棟を完成し、本格稼働を開始した。


 同工場は、1965年4月12日に稼働を開始した。開業当時は敷地面積約14万2,900平方メートル。全4工場編成。延床面積約10万2,620平方メートル。
 戦後のベビーブーム等による住宅の需要拡大を見据え、日本初のプレハブ住宅量産専門工場として運用し、全国に住宅部材を供給していた。その後も工場内に住宅業界初の実物大家屋の全天候試験ができる環境試験室を設けるなどし、住宅商品の性能・品質向上に向けた総合的な試験を行なってきた。2013年、同工場建設から半世紀を経過したことに伴い建て替えを開始した。建て替え後の延床面積は8万4,363平方メートル。


 新工場では、次世代環境配慮型工場「D’s SMART FACTRY(ディーズ スマート ファクトリー)」の技術を採用し、防災性を向上。工場全体を丸ごとショールームとし、工場・事務所等の建設を検討している法人顧客への案内にも活用する。



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