2020/07/16 18:00更新
スタジアムの授乳室をキッズデザイン仕様に

 (株)LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーは、同社がオフィシャルサポーターを務める鹿島アントラーズの本拠地「茨城県立カシマサッカースタジアム」(茨城県鹿嶋市)の授乳室をリニューアル。18日より使用を開始する。


 アイフルホームは、子供目線・子供基準に配慮したキッズデザインの住宅を開発してきた。一方、鹿島アントラーズはスポーツ観戦層拡大のため、指定管理者を務める同スタジアムのホスピタリティ向上を目指していることから、アイフルホームのキッズデザインの知見を生かし、授乳室をリニューアルすることになった。


 同授乳室のコンセプトは“Relax and Fun”。乳幼児とその親が使えるバリアフリースペースとした。


 授乳や食事、おむつ替え等ができる「お世話ゾーン」と、子供を自由に遊ばせながら大人はモニターで試合観戦ができる「遊ぶゾーン」の2つスペースで構成。「お世話ゾーン」は、プライバシーを確保した鍵付きの個室授乳室2室のほか、小上がりになった畳のオープンスペースも用意。おむつ替えのスペースも2ヵ所設置した。「遊ぶゾーン」は、試合観戦用のスクリーンの他に、黒板クロスやベンチ等を設置。子供が転んでもケガをしにくいR出隅やカメレオンクッション等を採用し、安心して遊べる空間にした。


 また、ハイブリッド光触媒を用いた床材を室内に施工・設置。授乳室空間内に存在する健康妨害物質を持続的に軽減させる製品を採用する等、健康にも配慮している。



タタミのオープンスペース(左)と黒板クロス(右)



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